2020年6月6日 東京メトロ 日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」地味に?!開業

東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」が、2020年6月6日(土)に、華々しいテレビ報道も少ないまま、地味に?!開業しました。
(気が付かなかった方も多かったのでは…)

まだまだこの駅を利用されていない方が多いと思います。

私自身、もっと早く訪れたかったのですが、コロナのこともあり2ヶ月も経過してしまいました。(微妙に鉄道関係は好きなので、新駅などと聞くと萌えるのですが…)

「虎ノ門ヒルズ駅」は、日比谷線の「霞ケ関駅」~「神谷町駅」の間にできた新駅で、1964年に「日比谷線」が開業して以来、約56年ぶりに新たな駅として誕生しました。

駅の特徴は、1、2番線がひとつのホームになっていないため、改札口が進行方向ごとに別々になります。(これは日比谷線、多い気がする…)

そのため、駅を出たところに以下のような案内図があります。
※中でつながっているので、逆方向に入っても問題はないのですが、ちょっと不便ですよね…

改札を出て地上に上がるときも、「虎ノ門ヒルズ」の中を通って地上にでることもできるので、ご飯を食べたり買い物もできてしまいます。

「虎ノ門ヒルズ」に向かう途中、壁に書かれていた表記ですが、分岐点で、
・左に向かうと「虎ノ門ヒルズ駅」(徒歩2分ぐらい)
・右に行くと「虎ノ門駅」(徒歩4分ぐらい)

どちらの駅も近くて便利ですね。

虎ノ門に来る機会も少ないので「虎ノ門ヒルズ」内をふらふらと散策しました。
とにかく建物がすごいなと思いました。

相変わらず高級店が並び、飲食店もたくさんありますが、以前は外国人の方たちであふれていて、混雑している印象でしたが、今は人もまばらです…

あ!! まだ「ぼく、トラのもん」ショップも健在でした。

(追記)後日、「ギンザシックス」で見つけたドラえもんです。
ドラえもんって意外と多様性があるというか、自由なのね…(ドラミちゃんまでコスプレしてる)

「虎ノ門ヒルズ駅」は、通常の東京メトロの駅とは違い、あの水色の地下鉄のマークが見つかりません。
そのため、どこから入るの?出るの?と少し戸惑います。

「虎ノ門ヒルズ」から駅への入り口には、以下のようなおとなしめの表記しかありません。 これは慣れてないと見落としますね…

と思いながら、用事があったので「神谷町駅」方向へ歩き出したら、ありました! 通常の「虎ノ門ヒルズ駅」の水色「東京メトロ」バージョン。
まだ工事中なんですね…

東京メトロのWEBサイトで見つけました。


今回の開業は2020年夏に開催される国際的なスポーツ大会に向けて開業するもので、引き続き最終完成を目指し、(略)
最終完成時は、地下2階で隣接する再開発事業で整備される駅広場とつながり、地上と地下をスムーズに行き来できる「まちと一体となった新たな駅」を目指してまいります。


オリンピックだったから… というのを見ると少し悲しくなりますね……

「虎ノ門ヒルズ駅」ができて、ますます「日比谷線」が便利になりましたが、地図で見るとこうなります。

赤で囲った場所が駅ですが、

  • 一番左が「神谷町駅」
  • 真ん中付近に「虎ノ門ヒルズ駅」
  • そこから右に行くと「虎ノ門駅」(ここだけ銀座線)
  • 右端が「霞が関駅」

「霞が関駅」から「神谷町駅」まで徒歩で18分ぐらいです。すごい密度で駅ができています。たぶん、コロナがなければ「虎ノ門ヒルズ駅」も、観光スポットになっていたのでしょうね。残念だな…

最後に、「虎ノ門ヒルズ」は、パブリックスペースに現代アートがたくさん展示されている楽しいスペースでもあります。

私の好きな展示は、「ステップガーデン&オーバル広場」に座して思索を重ねているような姿が面白い「Jaume Plensa ジャウメ・プレンサ『ルーツ/Roots』2014」。

都会の孤独に膝を抱えているような姿がそそるんですよね… (^^;

夜になると切なさも増しますが、ライティングがとてもキレイです。

(追記)後日、こちらの写真も撮れましたので載せておきます。

『Cycloid V』2018  Mariko Mori 森万里子
(虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 1F / OFFICE LOBBY)

見る角度によってまったく違う形、生き物に感じられるところがとても面白い作品です。

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